東京都五反田の女性専用SATO針灸院

軸が整えば、全体は静かに変わる。

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Core Adjustment (コアアジャストメント)の進化

開院当初、Core Adjustmentは「身体の中心を整える施術」という概念からスタートしました。
(根本改善という言葉がなんとなくしっくりとこなかったため、自分で施術のテーマのような言葉を考えたときに決めたワードです。)

骨格の配列、関節の可動、筋緊張のバランス。
まずは構造の軸を正確に捉えること。

けれど臨床を重ねる中で、私は常に心に葛藤がありました。

構造だけでは、整いきらないケースがある。

骨格が整っても戻ってしまう。
筋肉を緩めても、また硬くなる。
局所が改善しても、どこか安定しない。

そこには必ず、別の“軸”が関わっていました。

構造的な軸(Structural Axis)

骨格・関節・筋膜の連動。
これは土台です。しかし土台だけでは足りない。

神経生理学的な軸(Neuro-Regulatory Axis)

自律神経の緊張、呼吸の浅さ、回復力の低下。
身体が守りの状態に入っていると、どれほど整えても安定しません。

東洋医学的な軸(Energetic Axis)

気血水の巡り、臓腑のバランス。
巡りが滞れば、構造も神経も影響を受けます。

心理・意識の軸(Psycho-Emotional Axis)

無意識の緊張、過去の体験、思考の癖。
身体は常に心の影響を受けています。

Core Adjustmentは、単一のテクニックではなく、
これら4つの軸を統合して見極める“視点”へと進化しました。

「どこが悪いのか」ではなく、
「どの軸が乱れているのか」。

局所ではなく、全体の調和。

整えるとは、押すことでも、刺激することでもなく、
本来の位置へ戻すこと。

2年間の臨床を通して、Core Adjustmentは技術から思想へ、
そして思想から体系へと少しずつ形を成してきました。

これからはさらに精度を高め、
より静かに、より深く、
“軸”にアプローチしていきたいと考えています。

佐藤香織|鍼灸師

2008年より施術の世界へ。

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